2024年には、フォーチュン500企業の多くが多様性プログラムの縮小や中止を発表した(shutterstock)
「多くの企業がこの件で大失敗したが、法律は変わっていない」とテネシー州のジョナサン・スクルメッティ司法長官は語った。

【プレミアムレポート】トランプ政権発足で大企業はDEIや気候変動対策から撤退

多くの経営者が、長年続けてきたESG(環境・社会・ガバナンス)やDEI(多様性・公平性・包括性)プログラムが法的・財務的リスクを招くことに気づき始めている。

2024年には、フォーチュン500企業の多くが従業員を対象とした人種や性別に基づくプログラムの廃止や、地球規模の「ネットゼロ(炭素排出実質ゼロ)」クラブからの脱退を発表した。

これまでにDEIプログラムの縮小や中止を発表した企業としては、メタ、ウォルマート、フォード、マクドナルド、ハーレーダビッドソン、ジョンディア、ローズ、トヨタなどが挙げられる。

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