イメージ画像、中国の自動車展示会で展示される同国自動車メーカー大手のBYD(比亜迪)の車、2022年撮影。(Getty Images)

経産省エコカー補助金 中国を利する懸念 4月から新制度導入

経済産業省は2025年4月から、電気自動車(EV)などのエコカー購入者への補助金制度を一部改定する方針を固めた。新制度では、環境に配慮した「グリーン鉄」を車体に採用した自動車に対し、現行の補助金に加えて最大5万円の上乗せを行う。一方、低価格輸出を強化している中国を利する懸念もある。

グリーン鉄とは、製造過程で二酸化炭素(CO2)の排出を抑えた鋼材のことを指す。通常の鉄鋼製造では多くのCO2が排出されるが、グリーン鉄の製造では再生可能エネルギーや水素を活用するなど、環境負荷の低減に努めている。

この新制度により、経済産業省は自動車の走行時だけでなく、製造過程におけるCO2削減も促進したい考えだ。同時に、鉄鋼メーカーに対しても脱炭素投資を促す狙いがある。

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