大手企業初任給30万円台突入(shutterstock)

大手企業の初任給30万円台突入 人材確保競争激化 中小との格差拡大懸念

2025年春闘を前に、大手企業の間で大卒初任給を相次ぎ30万円台に引き上げる動きが広がっている。これは優秀な人材確保を目指す企業間競争の激化を示すものだが、一方で中小企業との格差拡大が懸念されている。

長年20万円台が主流だった大手企業の大卒初任給は、2022年頃から大幅な引き上げの傾向が見られるようになった。この背景には深刻な人手不足がある。具体例として、ファーストリテイリングは2025年3月以降に入社する新卒社員の初任給を33万円に引き上げると発表した。これは前年から3万円の増額となる。金融業界でも、三井住友銀行が2026年4月から大卒初任給を30万円に引き上げることを決定し、大手行として初めて30万円台に到達する。

一方、中小企業の初任給上昇は緩やかなペースにとどまっている。産労総合研究所の調査によると、2024年度入社の大卒初任給は、従業員300人未満の企業で平均21万8118円となっており、前年度比3.1%の増加にとどまっている。これに対し、従業員1千人以上の企業では平均24万1082円で、5.5%の増加となっている。

▶ 続きを読む
関連記事
国家サイバー統括室は28日、パソコン向けウェブブラウザー「Google Chrome」のセキュリティ更新情報を公式Xで周知し、利用者に速やかなアップデートを呼びかけた。米Googleが27日に公開した最新の安定版には、深刻度が「緊急」に分類されるものを含め、計52件のセキュリティ修正が盛り込まれている。
「世界一の治安を守るため」。日本保守党の北村晴男参院議員は10月27日の参院法務委員会で、犯罪率の高い地域からの外国人受け入れを一時的に停止する仕組みの検討を求めた。山下法相は一律の制限には慎重な姿勢を示した
GMOへの不正アクセス事件、顧客情報を公開していた攻撃者サイトが28日未明に停止。GMOは最大1億5千万円の独自懸賞金制度も新設し、捜査協力を呼びかけている
カナダの馬琰監督による映画『超限戦』が10月25日、東京大塚で日本初上映。新型コロナ禍の封鎖措置や中共の情報統制、人権弾圧を描いた作品に、観客から「中国の現実をリアルに描いている」との声が上がった
アップル初の折りたたみスマホiPhone 「Duo」で、発売直後から画面破損の報告が相次いだ。アップルは10月26日、ごく少数の端末で不具合が発生していると認め、交換対応を案内