アラスカ州の天然ガス開発 米議員が日本などアジア同盟国に支援要請
米アラスカ州選出のダン・サリバン上院議員は2月5日、アジア同盟国に対し、アラスカ州のガス開発計画への支援を求めた。サリバン氏は、同盟国がこのプロジェクトの天然ガスを購入しなければ、中国が主要な買い手となる可能性があると警告した。
この計画は、アラスカ州北部の天然ガス田から南部の港まで約800マイル(1287km)パイプラインを敷設し、アジアに液化天然ガス(LNG)を輸出するというものだ。総事業費は約440億ドル(約6兆6880億円)とされている。
ロイターによると、サリバン氏は、トランプ大統領が2月7日に石破茂首相との会談で、このプロジェクトに触れる可能性があると述べた。また、アメリカ政府関係者の話として、日本が同計画を支援する可能性を検討しているという。日本は、対米貿易摩擦の回避を図る一環として、トランプ政権への協力姿勢を示したい意向があるとみられる。
関連記事
新潟県の花角知事が高市総理、赤澤経産相と面会し、柏崎刈羽原発の再稼働を了解。原子力防災や東電の信頼回復など「7項目」の要望を提示。地元同意という節目を迎え、安全確保を前提とした手続きが本格化する
金の小売価格は1グラム=2万5015円と史上最高値を更新した。国際市場でも金・銀・プラチナがそろって過去最高値を記録。世界的な債務拡大や工業需要の増加を背景に、金価格は将来的に1オンス=6千ドルに達するとの見方も出ている
政府は23日「大規模太陽光発電事業(メガソーラー)に関する対策パッケージ」を決定。不適切事業へ法的規制強化、地上設置型への支援廃止を検討し、ペロブスカイト太陽電池などの地域共生型へ支援を重点化する
高市総理は年末エコノミスト懇親会で、緊縮を脱し**「責任ある積極財政」**で国力を強化する決意を表明。投資促進税制や量子・宇宙等の技術支援を通じ、経済成長と賃上げの好循環による税収増を目指す方針を語った
中国共産党の日本への渡航自粛呼びかけで、打撃受ける中国系企業はどこか