大谷選手の元通訳・水原一平被告 禁錮4年9か月の実刑判決
米カリフォルニア州の連邦地裁は6日MLBのロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手の元通訳、水原一平被告に対し、銀行詐欺罪などで禁錮4年9か月の実刑判決を言い渡した。判決は検察側の求刑通りであり、服役後には3年間の保護観察が科される。
ジョン・W・ホルコム判事は「この規模の窃盗は驚くべきものだ」と述べ、「一般の人が一生かけても稼げない額だ」と指摘した。
水原被告は、銀行詐欺というその納税申告の罪について、有罪を認めていた。裁判所から総額約1800万ドル(26億円)の賠償命令が下された。そのうち約17億円は大谷選手に返還され、残りは米内国歳入庁に支払われる。
関連記事
未成年を脅迫し深刻な搾取を行う「764」ネットワークがアメリカで急拡大している。FBIと司法省は解体に向けて捜査を強化。被害実態や背景、家庭で求められる防衛策をまとめた
次期米大統領選の鍵を握るZ世代。彼らは傍観者ではなく、困難な経験から育まれた切迫感と多様な意見で政治を動かし始めている。既存政党は彼らの「言葉」を理解し、対応できるのかを問う
2021年1月6日のアメリカ議事堂襲撃事件前夜、コロンビア特区でパイプ爆弾を設置したとされる男が約5年ぶりに逮捕された
ファイザー社の開発中のmRNAインフルエンザワクチンに、FDA長官は「効かない製品は承認しない」と明言。論文から不利なデータが除外されていたとして、学術的な誠実性の欠如も批判されている
デル・テクノロジーズのマイケル&スーザン・デル夫妻が、トランプ政権の「インベスト・アメリカ」構想に62.5億ドルを寄付。2500万人の子供に初期預金250ドルを提供