ムリノ大統領は、2025年2月2日、パナマ市の大統領官邸で、マルコ・ルビオ米国務長官(写真には写っていない)と会談した後、記者会見で発言(ARNULFO FRANCO/AFP via Getty Images)

パナマ政府が「一帯一路」脱退 中共が反発

パナマ政府が「一帯一路」プロジェクトから離脱することを正式に中国共産党に通知した。中共外交部の林剣報道官は、「アメリカが圧力や脅迫によって『一帯一路』の協力関係を損ね、中傷することに断固反対する」と反発している。

就任後初の外遊でパナマを訪問したルビオ国務長官は2月2日、アメリカは「中国がパナマ運河地域に影響力を持つことは、運河に対する脅威であり、『パナマ運河の永久中立と運営に関する条約』に違反する」と認識していると伝えた。さらに、「パナマが対応しなければ、アメリカは条約で定められた権利を守るために必要な措置を講じる」と警告した。

会談後、ムリーノ大統領は、アメリカが懸念している中国企業がパナマ運河の2つの港を同時に運営している問題について、パナマの監査機関が調査を開始し、結果に基づいてさらなる措置を講じると述べた。6日、パナマ政府は中共に「一帯一路」構想からの脱退を正式に通知した。この決定は90日後に発効する見通しだ。

▶ 続きを読む
関連記事
カナダで神韻公演への爆破予告や公的劇場への契約拒否など、中国共産党の不当な介入が相次いだ。法輪大法協会は「内政干渉を禁じたウィーン条約違反」と訴え、表現の自由と国家主権を守る徹底調査をカナダ政府に求めた
米ルビオ国務長官がキューバ共産党を痛烈批判。「国民を犠牲にし、特権層だけが富を独占する」海外の華人社会では「まるで中国共産党への警告だ」と波紋を呼んでいる
G7はレアアースおよび加工工程における中国の支配を打破する必要性で一致したが、専門家は欧米の能力再建には数年を要すると指摘している
中共による虚偽の爆破予告によって公演が中止となっていたトロントの世界的な劇場フォー・シーズンズ・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツでの神韻公演が6月26日から28日にかけて公演が行われると発表された
米国など米州6か国は28日、共同声明を発表し、中共によるパナマへの圧力を非難した