東京証券取引所(Shutterstock)

トランプ関税警戒で日経平均一時500円超下落 円高も重荷に

東京株式市場では20日、日経平均株価が一時500円を超える大幅な下落を記録した。この下落の主な要因は、アメリカのトランプ大統領が自動車に対して25%程度の関税を課す可能性を示唆したことへの警戒感と、円高の進行による輸出企業への影響懸念だ。

日経平均株価は、前日比221円70銭安の3万8942円91銭で取引を開始した。その後、下落幅は拡大し、一時500円を超える下げを記録した。特に自動車関連株や輸出関連銘柄で売り注文が広がった。

トランプ大統領は19日、フロリダ州で開催されたイベントで、自動車関税について「来月、もしくはそれ以前に」発表する意向を示した。さらに、18日には記者団に対し、4月2日に詳細を説明する可能性があると述べており、関税率は「25%程度」になるとの見通しを示していた。

▶ 続きを読む
関連記事
9日、日経平均株価は過去3番目の下げ幅となる2892円安を記録するも過度な悲観は不要か?
イラン新体制発足など中東情勢が緊迫する中、日経平均の急落や円安、原油高が進行している。これに対する日本政府の警戒感や物価高対策、米国エネルギー長官のホルムズ海峡を巡る見解などの動向を解説
訪米した赤澤経産相は、ラトニック米商務長官と会談を行った。米国による新たな関税措置に関して日本を不利に扱わないよう申し入れるとともに、エネルギーやAIなど重要分野での日米連携を確認した
9日、中東情勢の緊迫化による原油高と米経済不安を背景に、日経平均株価が一時4200円超急落。株・円・債券が下落する「トリプル安」
緊迫化する中東・イラン情勢が日本のエネルギー供給に与える影響と、政府の対応について伝える