林内閣官房長官兼拉致問題担当大臣の挨拶(提供:北朝鮮による日本人拉致問題ウェブサイト)

拉致問題解決へ「国民の強い意志を」 林官房長官が金沢で訴え

北朝鮮による日本人拉致問題の解決を目指す「拉致問題を考える国民の集いin石川」を2025年2月24日、金沢市で開催した。政府と石川県などの共催で行われたこの集会には、拉致問題担当大臣を兼務する林芳正官房長官が出席し、問題解決に向けた国民の意識向上を呼びかけた。

林官房長官は講演で、「2002年に5人の拉致被害者の方々がご帰国を果たされて以来、 1人の拉致被害者のご帰国も実現していないということは、 痛恨の極みでありまして、 誠に申し訳なく思っております」と述べた上で、被害者や家族の高齢化による時間的制約に言及し、「先週20日にも石破総理ともども被害者ご家族の皆様と面会させていただき、何としてでも肉親との再会を果たしたいという切実な思いを直接お伺いいたしました。拉致問題の解決には、最早一刻の猶予もないという切迫感をあらためて痛感したところでございます」と述べた。

林氏はまた、「この拉致問題が時間的制約のある、ひとときも揺るがせにできない人道問題であるとともに、その本質は国家主権の侵害であり、 石破政権の最重要課題でございます」と述べ、この課題解決に向けた取り組みとして、「石破総理は日朝間の懸案を解決するため、もう一度日朝平壌宣言の原点に立ち返り、当時思い描いた思いを大局観を以って実現すべく、この機会を逃すことのないよう金正恩委員長に呼び掛けていく旨を述べております」と続けた。

▶ 続きを読む
関連記事
気象庁は29日より、新たな防災気象情報の運用を開始。避難のタイミングを分かりやすくするための警戒レベルとの明確な紐づけや、新設されたレベル4「危険警報」など、情報体系刷新の重要ポイントについて解説
読売ジャイアンツの阿部慎之助 監督が家族間のトラブルに関連して警視庁に逮捕された後、監督を辞任した。読売新聞などが伝えた。
日本大学で替え玉受験をしようとした中国人塾講師は、建造物侵入や偽造有印私文書行使などの疑いで逮捕された。指定席に着いた直後、本来の受験生も現れたことで不正が発覚
中共が中国国民に対して「日本への渡航を避ける」よう呼びかけた措置は、日本の観光業に打撃を与えるどころか、日本が中国人観光客への依存から脱却する動きを加速させている
辺野古沖で発生した同志社国際高校の研修船転覆事故を巡り、松本文部科学大臣は、同志社国際高校による研修旅行の事前計画などについて「著しく不適切」と述べた。国交省も事故当時「不屈」を操縦していた金井創船長について、海上運送法違反の疑いで中城海上保安部に刑事告発した