三井住友フィナンシャルグループ(shutterstock)

三井住友FGが脱炭素枠組み「NZBA」から離脱 邦銀初の決断

三井住友フィナンシャルグループ(FG)は2025年3月4日、脱炭素を目指す金融機関の国際的な枠組み「ネットゼロ・バンキング・アライアンス(NZBA)」からの離脱を決定した。日本の金融機関としては初めての離脱となる。複数のメディアが報じた。

NZBAは、2021年4月に国際連合環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)によって設立された枠組みで、加盟銀行は2050年までに投融資のポートフォリオ全体の温室効果ガス排出量を実質ゼロにすることを目指している。

ブルームバーグによると三井住友FGの広報担当者は、「2050年に投融資ポートフォリオ全体をネットゼロとする目標を独自に設定し取り組みを進めており、社内体制の整備・高度化も進んできていることから、NZBAへの加盟を継続せずとも独自に対応できる状況にある」と説明している。

▶ 続きを読む
関連記事
AI業界が求める法規制の裏には、過去の巨大産業と同様に市場を寡占化し参入障壁を築く思惑が潜む。真の危機はSF的破滅ではなく「人間の知性や教育の崩壊」であり、法規ではなく現場での向き合い方が問われている
ポルノやゲームなどのテクノロジーが手軽な「報酬」を与え、若者が大人の男になるための成長の原動力を奪っている。仮想空間の安楽さから抜け出し、現実の困難や責任に立ち向かう勇気を持つよう呼びかける力強い論考
最先端の農業技術とは、新たな機械ではなく自然の摂理そのものである。最新研究をもとに、土壌の炭素貯蔵と豊かな生態系を回復させ、収益性と地球環境の再生を両立する「再生型農業」の真価を問い直す一編
東京都でテスラ「Model Y」を購入する場合、国と都のEV補助金を活用すれば実質負担額は約360万円台まで下がる可能性がある。為替と補助制度を背景に、中国など主要市場を下回る世界最安級の水準となる可能性がある。テスラは標準条件で最大197万円の支援を案内している
神韻芸術団の舞台芸術を紹介する「神韻作品ポスター展」が、10~12月に各地で順次開催される。