2023年12月4日、ブラックロックのラリー・フィンク最高経営責任者 (Sean Gallup/Getty Images)

ESG投資に陰り? ブラックロックがパナマ港を買収した理由

アメリカの資産運用会社ブラックロック(BlackRock)と香港のCKハチソン・ホールディングス(長江和記実業有限公司)が、パナマ運河の両岸にある2つの主要な港を228億ドル(約3兆3658億円)で取引したことを受けて、ドナルド・トランプ大統領は3月4日(火)の夜、議会での演説でこれを称賛。ブラックロックとラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)は米共和党員の好感を取り戻した。

以前、ブラックロックが投資においてESG(環境、社会、企業統治)政策を実施していたため、共和党が主導する複数の州が同社の年金基金や国庫基金の管理を制限または直接禁止していた。しかし現在、一部の共和党優勢州(レッドステート)の当局者は態度を変えつつある。

インディアナ州のダニエル・エリオット財務長官は、「ブラックロックとトランプ政権の協力は誰にとってもプラスであり、これが彼らにとって新たな扉を開く可能性がある」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ米大統領が2期目政権に入って以降、5つの変革的な「戦争」を同時に進めているとの見方が出ている。米国のメディア関係者は、これらの動きが複数の国や地域の将来に大きな影響を与える可能性があると指摘している
高市首相がジョージ・グラス駐日米大使と面会。19日の訪米を前に、揺るぎない日米同盟を改めて確認した
アメリカ政府は10日、米軍がイラン海軍に大きな打撃を与えたことを確認した。さらに同日午後に入った情報によると、イランがホルムズ海峡に数千発の機雷を敷設した疑いがあるとして、ドナルド・トランプ大統領は厳しい警告を発し、直ちに撤去するよう要求した。
10日、米国のヘグセス戦争長官とダン・ケイン統合参謀本部議長は、国防総省で記者会見を開いた。ヘグセス長官は、米軍がイランに対する攻撃をさらに強化すると表明し、ロシアに対し、この紛争に介入すべきではないと警告した。
トランプ大統領の発言による原油価格下落と、中国の燃料高騰、TSMCの過去最高益、日韓台の経済格差を伝える経済ニュース