犯行当時の監視カメラ映像、2018年10月3日、中国広東省の飲食店内。(スクリーンショット)
――消された証拠、沈んだ正義。中国「司法なき国」の現実

警官の親族が中国の少年を暴行死 警察が「証拠隠滅」?

中国では、司法の独立が存在せず、権力者による違法行為が公然と行われていた。

中国広東省で2018年、少年・王嘉禧さんが派出所長を親族にもつ加害者らによって暴行され、重傷の末に死亡した。

事件翌日、警察は、暴行の様子を収めていた飲食店の監視カメラ映像を押収したが、返却されたハードディスクからは肝心の映像が消えていた。

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