日本学術会議「独立した法人」法案 衆院内閣委で参考人質疑 賛否両論が交錯
日本学術会議を国から独立した法人とするための法案について、5月7日、衆議院内閣委員会で参考人質疑が行われた。法案は、現在「国の特別の機関」とされている日本学術会議を廃止し、独立した法人格を持つ新たな組織として設立することを目的としている。
参考人として出席した筑波大学の永田恭介学長は、法案の理念について「世界最高のナショナル・アカデミーを目指すという理念に大いに賛同する」と述べ、組織の自主性や自律性を高めるために必要な法案であると強調した。永田氏は、現行法にある「独立して職務を行う」という文言が法案で踏襲されていないことについても、「法人化によって国から独立した法人格を持つことが明確になり、むしろ独立性は高まる」との見解を示した。
一方で、法案には強い懸念も示された。日本学術会議の前会長・梶田隆章氏は、「法案は国が運営を厳しく監視する仕組みを持っており、過剰な監視が独立性や自律性に対する懸念を生む」と指摘し、再考を求めた。また、日本弁護士連合会や日本教育学会などの団体も、法案には政府による外部からの介入や監督の仕組みが盛り込まれていることから、学術会議の独立性や自律性が損なわれるおそれがあると反対の声明を発表している。
関連記事
木原官房長官は社会保障と税の抜本改革に向けた「国民会議」設置をあらためて表明。給付付き税額控除により社会保険料の逆進性を解消し、中低所得層の手取りを増やすことで、持続可能な全世代型制度の構築を目指す
日本政府が呉駐日中国大使に輸出規制撤回を求め抗議した。甚大な経済リスクを背景に、日本は南鳥島での資源開発など供給網の自律策を加速させ、構造的脆弱性の克服を図る
高市総理は昭和100年の節目に、先人への感謝と22世紀を見据えた次世代への責任を表明した,。経済3団体新年祝賀会にて「責任ある積極財政」による経済再生を掲げ、官民一丸となって共に戦うことを強く訴えた
5日、高市総理は安倍元総理の遺影と閣僚とともに伊勢神宮を参拝。式年遷宮の精神に触れ「守るためにこそチャレンジを恐れない」と国政への決意を表明した
伊勢神宮参拝後の会見で高市総理は、就任77日の実績を強調。暫定税率廃止や教育無償化、危機管理投資による経済成長を掲げ、本年を日本の「分水嶺」と位置づけ、果敢な挑戦で希望の年とする決意を力強く表明した