2025年1月28日、ワシントンの国土安全保障省(DHS)本部で、職員に初めて話をするクリスティ・ノーム国土安全保障長官。(Manuel Balce Ceneta/Pool/AFP via Getty Images)

米国土安全保障省長官 中国人留学生に対し警告

アメリカ国土安全保障省のクリスティ・ノーム長官は、6月1日のインタビューで、中国共産党(中共)のスパイとして活動する中国人留学生に対し、国外退去の処分を示唆し警告を発した。議会内では、ビザ制度の厳格化と、中共と中国国民を明確に区別する制度設計を求める声が高まっている。

ノーム長官は同日、中国人留学生に向けて次のように述べた。アメリカの技術情報を盗み、人権活動を監視・妨害する行為を行う場合、アメリカでの滞在は許可しない。中共のためにスパイ行為を行うことは許されず、アメリカ社会の安全を脅かすものと見なしている。

ハーバード大学が中国から受け取った資金について尋ねられた際、ノーム長官は具体的な金額は把握していないものの「数億ドルに達すると見ている」と述べた。その理由として、中国人留学生の学費を長年にわたり全額支払い、さらに奨学金まで受け取っている。中には中共が資金提供しているプロジェクトもあるからだ。

▶ 続きを読む
関連記事
米FRBは7月29日、政策金利であるFF金利の誘導目標を3.50~3.75%に据え置くと発表した。3人が利上げを主張
熊本県で発生した地震を受け、米国やフランス、イタリア、カナダ、インド、クロアチア、ブラジルなど数十か国や、国連や国連大学からお見舞いのメッセージが寄せられた
最大震度7を観測した令和8年熊本地震を受け、Yahoo! JAPANや支援団体が緊急募金を開始した。東京・銀座熊本館には熊本県産品を購入して被災地を応援しようとする人々が列を作り、寄付も相次いでいる
倒産寸前のセラミックス工場から2つの世界的大企業を創り上げ、78歳で日航(JAL)再建を果たした稲盛和夫。「人間として何が正しいか」を問い続け、生涯をかけて体現した「敬天愛人」の真諦に迫る
高市早苗首相は7月29日、Xへの投稿で「社会保障国民会議」の中間とりまとめについて報告し、2029年度から導入する「給付付き税額控除」の概要を明らかにした。政府は、物価高や税、社会保険料の負担に直面する中所得・低所得者の負担軽減を「現下の最重要課題」と位置づけた