(shutterstock)
夏の脾胃を守る

冷たい牛乳が体調不良の原因に? 体質別・健康的な飲み方

夏になると、冷たいものを求めがちで、脾胃(ひい)が不調になりやすくなります。これは、人体の脾胃は「冬は温かく、夏は冷えやすい」性質を持っているためで、夏は陽気が不足し、腹部が冷えることで、油っこいものや冷たい食べ物をうまく消化・吸収できなくなるからです。

多くの人が「冷たい牛乳」を飲む習慣を持っていますが、牛乳自体がもともと体を冷やす性質があり、気血を冷やす作用を持っています。そこにさらに冷たさが加わると、脾胃にとってはまさに追い打ちをかけるようなものです。脾の陽気をさらに損ない、気血を生み出す力が弱まるだけでなく、寒湿が体内にたまり、さまざまな健康リスクを引き起こす恐れがあります。

そのため、夏の脾胃の状態を正しく理解し、自分の体質に合った方法で牛乳を飲むことが大切です。そうすることで、牛乳の栄養をうまく取り入れ、体への負担を防ぐことができます。

 

▶ 続きを読む
関連記事
大寒は、寒さの底で一年の気が動き始める節目。ぶり大根は肝・脾・腎を調え、気の巡りを無理なく整える一品として、年初の養生に適した料理とされる。
真冬は肺が乾き、腎が冷えやすい季節。脾を養い、気の上下を整える食事が大切です。ターメリックと魚介を使ったパエリアで、体の内側から冬の乱れを調えます。
えのきは肺を潤し、鮭は脾と腎を補う。きのこで腸を整え、体の土台を支える冬の免疫養生レシピを紹介します。
小寒の初候は、陰が極まり陽が動き始める節目。五日で巡る五行の流れを読み、旬のセリで肝と脾を整えることで、春に向けた体づくりが静かに始まります。
冬は体がエネルギーを蓄える季節。肉を食べすぎて胃腸が疲れやすい今、酸味と甘味で肝と胃腸を整える「酢豚」が、消化不良やだるさの予防に役立ちます。