「6月4日」は中国製AIも沈黙する日
天安門事件36年 中国が進める“記憶の抹消”はここまで来た
「今日(あす)は何日ですか?」その問いすら、“国家機密”と見なされ、黙祷もロウソクも“国家転覆”と見なす国がある。
1989年6月4日に起きた「天安門事件」から36年。中国では今なお事件の真相が語られることはなく、犠牲者たちは「歴史の外」へと葬られている。
中国のネット空間での「記憶抹殺」はかつてないレベルで進行しており、もはや人の手ではなく、AIによって加速されていく。
関連記事
4月8日、習近平は中国国防大学で行われた全軍高級幹部向け研修の開講式に出席したが、出席した上将はわずか3人だった。国防大学学長の肖天亮上将は姿を見せていなかった
中国の2025年出生数は792万人で過去最低、総人口は339万人減の14億489万人。高齢者(60歳以上)は3億2300万人超。出産奨励策も効果薄く、シルバー経済推進も高齢者の低年金で実現困難
北京の病院前で、「補助はありますか」と小さく尋ねる失業者たち。違法と知りながら自分の血で生活をつなぐ現実、なぜここまで追い込まれるのか
北京の「国家信訪局」に並ぶ人々。
最後の望みをかけて上京しても、途中で連れ戻される現実。
「見えない、聞こえない指導者が国を壊した」
寒空の下で上がった声が、いまの中国社会の重さを物語っている
米シンクタンクCSISの報告書は、中共軍の高級将校101人が2022~26年に粛清されたと指摘。中央軍委副主席ら中枢幹部失脚、ロケット軍被害最大。習近平の忠誠確保策が軍の指揮体系と戦備に深刻な影響