令和7年6月6日、石破総理は、総理大臣官邸で第5回こども政策推進会議を開催した。(提供:首相官邸)

「こどもまんなか実行計画2025」決定 少子化・子ども支援強化へ政府が本腰

政府は6月6日、首相官邸で第5回こども政策推進会議(会長・石破茂首相)を開催し、「こどもまんなか実行計画2025」を決定した。これは、少子化の進行や子どもを取り巻く厳しい現状を受け、出生数や合計特殊出生率が過去最低を記録する中、子どもや若者への支援を抜本的に強化するための新たな方針である。

石破首相は会議で、「昨年の出生数は68万6,061人と過去最少、合計特殊出生率も1.15と過去最低となった。多くの人が子どもを持ちたいという希望を実現できていない現状を重く受け止め、少子化に歯止めをかける対策に全力で取り組む」と述べた。また、婚姻数が微増したことにも触れ、こうした動きを一過性で終わらせない重要性を強調した。

また、石破首相は、少子化の背景には若い世代の将来への不安があると指摘し、その解消のために若い世代の所得確保に取り組む考えを明言した。具体的には、「最低賃金を2020年代に全国平均で1500円に引き上げる」という政府目標の実現に向けて努力する方針を示している。石破首相は「全体で1%程度の実質賃金の上昇を定着させることに全力を尽くす」と述べ、最低賃金引き上げの目標達成に強い意欲を示した。

▶ 続きを読む
関連記事
高市早苗首相は4月6日の参院予算委員会で、中東情勢の緊迫化を受け、イランとの首脳会談を水面下で調整中であることを明らかにした
高市総理が自身のSNSで、ナフサ供給不足を懸念する一部報道を「事実誤認」と否定。国内精製の継続や中東以外からの代替輸入の倍増により、十分な在庫が確保されており安定供給が可能だと説明した
高市早苗政権は、連立パートナーである日本維新の会および日本保守党からの圧力に直面する中、1950年代以降で最も厳格とされる移民政策改革を進めている。改革は、永住権の審査基準を全面的に引き締める内容となる
高市首相は4日、緊迫する中東情勢に伴う重要物資の安定確保に向けた内閣の取り組みについて詳細をXに投稿した。原油や石油製品については、日本全体として必要となる量をすでに確保していると強調し、国民や事業者に冷静な対応を呼びかけた。
赤沢亮正経済産業大臣は、イラン情勢に伴うエネルギー供給不足の懸念に対し、「原油やナフサについて、備蓄の放出や代替調達を通じて、日本全体として必要となる量は確保できている」との認識を示した