イギリス北海にある風力発電用のタービン。(ANDY BUCHANAN/AFP via Getty Images)

米国 英国の中国風力企業進出に警鐘 国家安全保障リスクを指摘

アメリカ政府は、中国の風力タービン大手・明陽智能によるイギリス進出計画に対し、国家安全保障上のリスクがあると警告した。イギリス政府は、投資の可否を慎重に審査しており、中国企業の欧州エネルギー市場への進出が新たな国際的懸念となっている。

ワシントンは、イギリス政府に対し、明陽智能(MingYang Smart Energy)社がイギリス国内に建設を予定する工場が、国家安全保障に悪影響を及ぼす可能性を指摘した。アメリカ政府当局者が「フィナンシャル・タイムズ」に対して、明陽社によるスコットランド工場建設と北海風力発電所向けの設備供給に関し、トランプ政権が懸念をイギリス政府に伝達したと明かした。

この警告は、イギリス政府が投資の可否を検討していたタイミングと重なった。明陽社は民間企業であり国有企業ではないが、外部からは、中国共産党(中共)当局の影響力が同社の経営判断に及ぶとの見方が広がっている。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ大統領は、北極圏でのロシアや中国の脅威を理由にグリーンランド取得への意欲を再表明した。武力行使の選択肢も排除しない構えを見せており、デンマークやNATO同盟国からは強い反発が起きている
「グリーンランドのいたる所がロシアや中国の船で埋め尽くされている。国家安全保障の観点から、我々にはグリーンランドが必要だ」とトランプ氏は述べた
フランス・パリの裁判所は1月5日、エマニュエル・マクロン大統領の妻であるブリジット・マクロン氏に対し、「男性として生まれた」とする噂をインターネット上で拡散したとして、10人をサイバーいじめ(サイバーブリング)罪で有罪と認定した
ロシア24テレビのキャスター:「ラブロフ外相の声明に戻ろう。ウクライナの無人機が、ノヴゴロド州にあるプーチン大 […]
今回の防衛予算計画について、日本の小泉進次郎防衛大臣は強い口調で説明した。 小泉進次郎防衛大臣「日本を取り巻く […]