中国本土の不動産不況と円安を背景に、香港や中国本土からの投資資金が東京の高級住宅に流れ込む(Richard A. Brooks / AFP)

中国不動産の低迷で 香港資本が日本に殺到

中国の大手不動産デベロッパーである恒大集団などが経営危機に陥って以来、中国の不動産市場は低迷から立ち直れずにいる。市場コンサルタントによると、中国本土での投資リターンが過去4年間の不動産不況で低下しているため、香港を含むグローバル投資家は投資を中国から日本の不動産市場へと移している。

6月22日付のサウスチャイナ・モーニング・ポストの報道によると、国際的な不動産管理会社コリアーズ・インターナショナルがまとめたデータでは、同年第1四半期にグローバル投資家は日本の住宅市場に112億ドル(約1兆6千億円)を投資し、過去5年平均を6%上回った。これにより日本は世界4位の不動産投資先となった。報告書によると、投資元の上位3地域は、アメリカ、シンガポール、香港である。

注目すべきなのは、中国本土の投資家までもがこの潮流に加わっていること。この期間中、中国投資家は日本の住宅市場に約10億ドル(約1500億円)を投資しており、これは過去5年の平均4億2800万ドル(約630億円)の2倍以上となっている。

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