マスク氏とトランプ氏 (Kevin Dietsch/Getty Images)

マスク氏 トランプ外交を高く評価 「複数の重大な衝突を解決」

イーロン・マスク氏は7月2日、Xに投稿し、トランプ大統領の外交的な取り組みを称賛した。そのわずか2日前には、トランプ氏が推進する「大きく美しい法案(Big and Beautiful Act)」を改めて批判し、同法案を支持する共和党議員の落選運動を呼びかけていた。これを受け、トランプ大統領は政府効率省(DOGE)に対し、マスク氏の企業が受けている補助金の調査を行うべきだと述べ、財政の無駄削減を訴えた。

マスク氏は投稿で「功績にはふさわしい評価をすべきだ」と述べ、「トランプ氏は世界のいくつかの重大な衝突を解決することに成功した」と称賛。あわせて、トランプ氏がトゥルース・ソーシャルに投稿した、ガザ戦争終結に向けた交渉の進展を紹介するスクリーンショットも添付した。

トランプ氏は1日夜、「本日、私の代表団がイスラエル側とガザに関する長時間の有意義な会談を行った。イスラエルは、60日間の停戦を受け入れる条件で合意した。この期間中、関係各国と協力し、戦争の終結を目指す」と投稿。また、「カタールとエジプトも和平の実現に向けて力を尽くしており、最終案を提示する予定だ。中東の安定のために、ハマスがこの合意を受け入れることを望む。拒否すれば、事態はさらに悪化するだろう」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ大統領が軽自動車(Kei cars)生産を許可する決定を下した。CAFE基準の撤廃と小型車推進は、メーカーに低価格車の製造を促し、消費者支出1,090億ドルの節約につながる可能性がある
12月9日、大紀元グループがワシントンで開催したクリスマスパーティーに、米議会上下両院議員、連邦高官、駐米大使ら400人超が出席。真実報道を称賛する声が相次いだ。英語版大紀元は米発行部数第4位になった
トランプ政権による英語能力規定の徹底で、9,500人超の商業トラック運転手が運転停止に。外国人による死亡事故が背景にあり、資格のない運転手による公道の危険を排除する
米司法省は、2020年大統領選の投票記録提出を拒んだとして、ジョージア州フルトン郡を提訴した。選挙の透明性と有権者名簿管理を巡り、州と連邦の権限を問う動きが全米に広がっている
高市首相がフォーブス誌の「世界で最もパワフルな女性」に選ばれたことを機に、グラス米大使がXで祝意を表明。高市首相は「日米は、世界で最もパワフルな同盟」と応じ強固な同盟を再確認した