マスク氏 トランプ外交を高く評価 「複数の重大な衝突を解決」
イーロン・マスク氏は7月2日、Xに投稿し、トランプ大統領の外交的な取り組みを称賛した。そのわずか2日前には、トランプ氏が推進する「大きく美しい法案(Big and Beautiful Act)」を改めて批判し、同法案を支持する共和党議員の落選運動を呼びかけていた。これを受け、トランプ大統領は政府効率省(DOGE)に対し、マスク氏の企業が受けている補助金の調査を行うべきだと述べ、財政の無駄削減を訴えた。
マスク氏は投稿で「功績にはふさわしい評価をすべきだ」と述べ、「トランプ氏は世界のいくつかの重大な衝突を解決することに成功した」と称賛。あわせて、トランプ氏がトゥルース・ソーシャルに投稿した、ガザ戦争終結に向けた交渉の進展を紹介するスクリーンショットも添付した。
トランプ氏は1日夜、「本日、私の代表団がイスラエル側とガザに関する長時間の有意義な会談を行った。イスラエルは、60日間の停戦を受け入れる条件で合意した。この期間中、関係各国と協力し、戦争の終結を目指す」と投稿。また、「カタールとエジプトも和平の実現に向けて力を尽くしており、最終案を提示する予定だ。中東の安定のために、ハマスがこの合意を受け入れることを望む。拒否すれば、事態はさらに悪化するだろう」と述べた。
関連記事
米政府監査院(GAO)の分析で、オバマケア補助金に社会保障番号の不正利用や死亡者の名義悪用が多数確認され、数十億ドル規模の損失が生じている可能性が明らかになった
FBIのパテル長官が、児童救出、スパイ網摘発、殺人率の大幅低下など就任後10か月の成果を語った。フェンタニル密輸やアンティファ資金、焼却予定の機密文書発見など最新状況も明らかに
次期米大統領選の鍵を握るZ世代。彼らは傍観者ではなく、困難な経験から育まれた切迫感と多様な意見で政治を動かし始めている。既存政党は彼らの「言葉」を理解し、対応できるのかを問う
2021年1月6日のアメリカ議事堂襲撃事件前夜、コロンビア特区でパイプ爆弾を設置したとされる男が約5年ぶりに逮捕された
デル・テクノロジーズのマイケル&スーザン・デル夫妻が、トランプ政権の「インベスト・アメリカ」構想に62.5億ドルを寄付。2500万人の子供に初期預金250ドルを提供