家のカビが記憶を奪う? 専門家が語る“脳への影響”とは
オーストラリアのある栄養士は新居に引っ越した後、疲労感や認知症のような症状を感じ始め、後にアルツハイマー病の一種と診断されました。最終的に、彼女の症状が家の水漏れによって発生した深刻なカビの発生と関連していることが明らかになりました。この事例は、2022年にオーストラリアのメディアで報じられました。
家庭内のカビがアルツハイマー病の潜在的な引き金となる可能性がありますが、この主張については専門家の間でも議論が分かれています。一部の微生物学者は、初期段階で治療されなかったカビ感染が脳機能に悪影響を及ぼす可能性があると指摘しています。
番組「健康1+1」では、台湾・国立嘉義大学の微生物学・免疫学・バイオ医薬学部の学部長である王紹宏(Shao-Hung Wang)教授が、家庭内のカビの危険性、室内湿度の確認方法とカビ予防の手段、消毒剤使用時の重要な注意点について解説しました。
関連記事
薬だけに頼らず、運動と生活習慣で進行にブレーキをかける——パーキンソン病と向き合う新しいアプローチをわかりやすく解説します。
脳卒中で左脳の機能を失った神経科学者が見た「本当の自分」とは?思考や感情に振り回されない生き方のヒントと、心を整える意外な仕組みに迫ります。
80歳でも若者並みの記憶力を保つ「スーパーエイジャー」の秘密とは?脳が新しい細胞を生み続ける仕組みと、今日からできる習慣を最新研究からわかりやすく解説します。
魚に含まれるオメガ3脂肪酸やコリンは、子どもの脳や行動の発達に関わる可能性があります。研究結果と注意点、食べやすくする工夫をあわせて紹介します。
認知症予防は、特別なことより日々の積み重ねが大切です。手や指を使う習慣、適度な運動、食事、睡眠の見直しなど、脳の健康を守るために役立つ日常の工夫を紹介します。