台湾有事はすでに始まっている? 台湾全土に広がる国会議員リコール運動 中共の浸透工作に市民が反発
台湾では、かつてない規模の「大罷免潮(国会議員大量リコール運動)」が展開されている。その背後には、中国共産党(中共)による台湾への新たな浸透戦争が潜んでいる。
このリコール運動を理解するには、まず2024年の選挙後に形成された政治構造を確認する必要がある。選挙後、台湾の政界は「与党少数・野党多数」という構図となり、与党は立法院における主導権を失った。
これを受けて野党の国民党・民衆党連盟は、「国会職権法」「公職人員選挙罷免法」「憲法訴訟法」などの論争を呼ぶ法案を次々と提出し、さらに国防予算を大幅に削減した。この動きに対し、市民の間に強い反発が生まれ、「青い鳥運動(青鳥運動)」やリコール運動へと発展した。
関連記事
浜崎あゆみの上海での公演がキャンセルされた後の行動に称賛が集まっている。中共政府の常軌を逸した日本への外交攻撃に巻き込まれたが、今回のトラブルはかえってチャンスを広げる結果となるかもしれない。
香港・宏福苑の大火で死者は146人に達した。修繕工事入札を巡り親中派議員の業者擁護疑惑や監督機関の警告軽視が浮上し、中共の「一党独裁」による腐敗との批判が強まっている
台湾海峡の緊張が高まる中、台湾の頼清徳総統は26日、総額400億ドル(約6兆円)を投じ、高度な防空システム「台湾の盾」を構築する方針を示した。米トランプ政権で安全保障担当補佐官を務めたロバート・オブライエン氏も、「頼総統の判断は完全に正しい」と支持を表明している。
香港大埔の宏福苑団地で大規模火災が発生。死者128人、89体の身元は未確認。救助や捜索が続く中、当局は設備業者への法的措置も検討中
香港で26日に複数の高層ビルで大規模火災が発生したことをめぐり、木原稔官房長官は同日の記者会見で「ご冥福をお祈りする」と哀悼の意を示した。