(イメージ図)

夏の糖尿病対策は“時間”がカギ――乾いた体を潤す暮らし方

真夏の暑さが厳しい中、汗をたくさんかく人もいれば、口が乾いたり、イライラして眠れなかったり、血糖値が不安定になったり、動悸や疲れを感じる人もいます。この状態は糖尿病だけでなく、体の中の「うるおい」が足りない体質「陰虚体質」が関係しているかもしれません。

体の「陰(いん)」とは、水分や栄養のことで、体をうるおし、落ち着かせる働きがあります。それが不足すると、体の中に余分な熱がたまり、体調を崩しやすくなります。まるで乾いた地面が太陽にさらされて、ますます乾いていくようなイメージです。陰虚の体質は、糖尿病や高血圧、脳卒中などの病気にもつながりやすくなります。

中医学では、体のうるおい(陰)は体を冷やし、バランスを取る働きをします。これが足りなくなると、熱がたまりやすくなり、体の調子が崩れやすくなります。糖尿病は中医学で「消渇(しょうかつ)」と呼ばれ、初期にはこの体の乾きが主な原因と考えられています。のぼせや口の渇き、水分の取りすぎなどが見られ、放っておくと体力も落ち、血圧や腎臓、心臓などにも悪い影響が出ることがあります。

▶ 続きを読む
関連記事
6万件超のMRI研究で判明した、お尻の筋肉と2型糖尿病リスクの関係。理学療法士が教える、自宅でできる臀部エクササイズ5選を写真付きで紹介します
高地に住む人は、なぜ糖尿病になりにくいのか。最新研究は、赤血球の意外な働きに注目しています。
歯ぐきの出血、放置していませんか?口内細菌が心臓に届く可能性が、研究で示されています。
血糖が安定しない原因は、薬だけでは解決できません。食べ方・習慣・時間のズレが大きく影響しています。中医師がすすめる「食材と整え方」を解説します。
血糖値の調整や抗炎症作用など、研究で注目されるシナモン。本記事では栄養成分、健康効果、摂取量、保存方法、注意点までをまとめた「シナモンの完全ガイド」を紹介します。