(Shutterstock)

悪玉コレステロールだけでは足りない! 心臓を守る新指標とは

あなたの最も親しい友人や家族でいっぱいの部屋を想像してください。少なくともその中の一人は、心臓病に冒されている可能性が高いのです。心臓病はアメリカで男女ともに主要な死因であり、33秒ごとに命を奪っています。数十年にわたり、悪玉(LDL)コレステロールを下げるのが心臓健康の鍵だとされてきました。しかし、そのような確率では、何か計算が合わないのです。

「現在のモデルは過度に単純化された、かなり近視眼的なものだと思います」と、ハーバード医学生でオックスフォードの生理学博士号を持つニック・ノーウィッツ(Nick Norwitz)氏はエポックタイムズに語りました。「LDL(悪玉)は現在最も一般的なバイオマーカーですが、それより優れたマーカーがあります」

 

コレステロールを検査して、すべて正常だと言われたことがあるかもしれません。しかし、標準的な検査は物語の一部しか伝えていない可能性があります。従来のコレステロール検査は、依然として価値がありますが、コレステロールの量を測定しているだけです。

▶ 続きを読む
関連記事
「天然で安全」は本当?大規模研究が、メラトニンの長期常用と心不全リスク上昇の関連を示唆。睡眠サプリの思わぬ落とし穴と、賢い付き合い方を考えるための重要な一報です。
にんにくは血圧やコレステロールの改善、血管の柔軟性維持、免疫力アップに役立つことが研究で判明。がん予防に関する報告も。効果的な量や注意点まで、専門家の見解とともに紹介します。
ココアは「太る甘い飲み物」ではなく、炎症を抑え、心血管を守り、記憶力や気分、体重管理も助ける可能性のあるスーパーフードです。砂糖や脂肪を控えた高カカオのココアを、毎日少し取り入れることがポイントです。
初めての心不全・脳卒中の影に、実は99%以上が共通の4つの兆候を抱えていた――最新研究が示した「見逃しやすい危険信号」と、予防のために今すぐ見直すべき生活習慣をわかりやすく解説します。
胸痛は狭心症や心筋梗塞の前兆で、放置すれば命にかかわります。血栓を防ぐ薬膳2選と、心臓を守る4つの習慣を紹介。胸の痛みや息切れなどのサインを見逃さないことが重要です。