中国共産党の権力中枢である中南海の海外で、警察官が人々が写真を撮るのを阻止する(Mark Ralston/AFP/Getty Images)

中共が訪中した外国人を出国禁止に 米連邦職員も

中国では、ますます多くの外国籍の人々が中国からの出国を制限されており、国際社会の強い関心を集めている。最近では、米国ウェルズ・ファーゴ銀行の幹部や米国商務省の職員が、何の警告もなく中共当局によって出国を禁止された。海外メディアは、中共が「出国禁止令」を頻繁に使用していることが、外国資本の中国進出に対する懸念をさらに深めていると指摘している。

近年、中共当局は、海外在住の中国人や中国を訪れる外国人に対して頻繁に出国禁止令を科しており、中国へのビジネスや観光の安全に関する広範な懸念を引き起こしてきた。今年7月だけでも、2人の米国市民が出国を制限された事例が注目を集めている。そのうちの1人はウェルズ・ファーゴ銀行の幹部である茅晨月氏、もう1人は米国商務省の職員だ。

中共当局には、出国禁止令の完全な記録が存在しないが、中共最高人民法院のデータによると、2018年以降に出国を制限された人数は年々増加している。

▶ 続きを読む
関連記事
7月28日、M7.1、最大震度7の令和8年熊本地震が発生した。同日は、1976年の中国唐山大地震から50年の節目に当たる。公式発表まで3年以上を要した死者数を巡る疑惑や、発生前に相次いだ地震予報、47万人を救ったとされる「青龍奇跡」を振り返る
ファウチ氏の日記1100ページが公開され、コロナ起源論争が再燃。「市場は発生源ではなく感染拡大の場」との記述も
「30分で街が水没」住民は今年も「予告なしのダム放流」と訴えた。なぜ毎年、同じ悲劇が繰り返されるのか
中共は、海外信託への資産移転、運用益、清算益を課税対象とする新ルールを発表。税率は20%で、過去の未納分も90日以内の申告を求める。香港の保険商品にも課税が広がると指摘
中共第21回党大会を前に、高官の摘発が加速している。2026年上半期に処分された省・閣僚級以上の幹部は74人に上り、前年同期の2倍を超えた。専門家は、相次ぐ処分によって官僚の間に不満や動揺が広がっているという