虚構が作る歴史『ベルサイユのばら』と歪められた日本人の革命イメージ
第3回:バスティーユ襲撃の真実――革命の血塗られた幕開けと歴史の再考
漫画『ベルサイユのばら』の映画版は、昨年(2024年)の秋に公開された。原作の漫画は池田理代子氏によって描かれたものであり、「少女漫画」あるいは「恋愛小説」と呼ばれるジャンルに属している。本記事はこの映画、そして原作漫画について論じる全5回シリーズの第3回目の記事である。
この映画は、フランス革命の要として描かれる1789年7月14日のクライマックスで終わる。しかしながら、ここでもまた作者は、いまや真摯な研究を行う歴史家の誰一人として支持しない、共和国の公式見解をなぞるものでしかない。この日が歴史上特別に重要でなかったことはよく知られており、むしろ革命軍による虐殺の始まりの日であったことで広く知られている。
さらにここで、映画は厚顔無恥にも事実を捻じ曲げる。王党派の将校およびバスティーユの兵士たちが発砲し、激しく抗戦して多くの血が流れたかのように描写するが、それは虚偽である。実際には、バスティーユの指揮官は発砲を拒否し、崩壊寸前の要塞の門を開放したのである。だが、その結果として彼は槍の穂先によって首を刎ねられることとなった。
関連記事
1月3日、米軍「揺るぎなき決意」作戦でマドゥロ大統領を数時間で拘束。デルタフォース、F-22、チヌーク投入で防空網壊滅。CIAの綿密情報とトランプ命令で電光石火の成功。ベネズエラ軍崩壊、市民歓喜
イランで経済崩壊と抗議拡大。通貨急落、物価高騰で国民激怒。「国王万歳」叫び王政回帰求める。イスラエル空爆で革命防衛隊麻痺、中露は沈黙。「中露イ」連盟崩壊へ
中国で二度「偽物」とされた絵画『江南春』が18億円評価。南京博物院で5点の寄贈文物が消え、過去の館長自殺や私物化疑惑が噴出。善人を排除し悪人が富む中共体制の闇を暴く
中国発の「斬殺線」論が米中ネットを席巻。Bilibili配信者「牢A」が米中産階級の脆弱性を主張、中共メディアが拡散。実態は米セーフティネットの存在と中国貧困の実相が明らかに。中共の世論操作か
12月22日の上将昇進式で出席上将わずか4人。1年で16人失踪か。習近平派が壊滅? 軍心揺らぎ、空軍粛清も進行中。台湾侵攻や日中緊張に悪影響の恐れ