中共が制作した「愛国映画」と称する「南京写真館」は、中国人の反日感情を刺激している。上映後には、子供が泣きながら「日本人をみんな殺したい」と叫ぶ場面も見られ、この映画が子供たちに及ぼす悪影響について議論が巻き起こっている。(動画のスクリーンショット)

中国映画「南京写真館」 再び反日ブーム? 中国渡航が慎重に

中国映画「南京写真館」が公開され、子供の反日感情を煽るとして社会的な議論を呼んでいる。

中共は抗日戦勝80周年に合わせ、夏休みに複数の「愛国映画」を公開した。その中でも「南京写真館」は興行収入で突出し、反日感情を煽ることで中国の子供たちに深刻な影響を及ぼしている。映画鑑賞後、子供たちは日本地図の上に道具を叩きつけ、「日本人を皆殺しにしたい」と叫ぶ行動を取っている。学者たちは、この映画が中共の政治的意図を反映していると指摘する。

中国本土のメディアは、8月4日時点で「南京写真館」の公開11日目にして興行収入が15億7千万人民元(約320億円)に達したと報じた。

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党の習近平がこのところ、元総書記の江沢民を異例ともいえる形で称賛している。専門家は、その背景には、共産党大会の次回開催を前にした習近平の権力維持に向けた思惑があると分析している。
中国の元首相・朱鎔基への献花は管理され、ネット投稿も制限か。当局は、追悼が政府への不満に広がることを恐れている
中共の治安・司法部門で過去の事件をさかのぼる大規模調査が進んでいる。権力と金銭をめぐる癒着や軽い量刑を再調査し、海外移住者には国内の家族を通じて帰国を求める動きも出ている
江沢民の生誕100年大会が北京で開催。温家宝や王岐山らが出席する一方、胡錦濤は姿を見せず。かつての党指導部の出欠が、習近平体制下の「政治の風向き」を映すとして注目されている
中国の元首相・朱鎔基の告別式が18日、北京で開かれる。注目は胡錦濤ら長老の出席だ。中共指導部の「異変」を読み解く上でも重要な場となる。