2025年8月5日、ウッタラーカンド州で発生した大規模な土石流は、観光地ダラリ村の多くの建物を押し流した。(Uttarakhand’s State Disaster Response Force/AFP)

インド北部で大規模土石流 10人死亡100人以上行方不明

8月5日、インド北部ウッタラーカンド州ヒマラヤ山脈地域の谷と観光村に予期せぬ土石流が襲来し、当局は直ちに救援隊を現場へ派遣した。現時点で少なくとも10人が死亡し、約100人が行方不明となっている。

総合メディアの報道によれば、今回の土石流は現地時間8月5日13時30分頃に発生し、インドのメディアが放送した映像には、泥を含んだ濁流が丘陵地帯を押し流しながらダラリ村へと急速に流れ込む様子が映っていた。濁流は村の道路や多数の住宅、民宿、ホテルを呑み込み、凄惨な光景が広がった。

インドのサンジェイ・セス国防大臣は現地メディアの取材に対し、「状況は非常に深刻である。10人の死亡が確認され、約100人が行方不明だ」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
ソロモン諸島の議会で7日、ジェレマイア・マネレ首相に対する不信任決議案が採決され可決された。2019年の親中転換以降、継承されてきた親中外交は、国内の政治不信とガバナンスへの批判を背景に、事実上の終止符を打たれた形となった
アジア開発銀行(ADB)がアジア・太平洋地域の電力網やデジタルインフラの接続を強化する大規模な取り組みを発表した。2035年までに総額700億ドルを投じる次世代インフラ投資構想だ
クリーンエネルギーや電気自動車に欠かせない「重要鉱物」。アジア開発銀行(ADB)は、アジア地域が採掘だけでなく加工・製造業へと発展し、新たな雇用や経済成長を生み出すための新しい支援枠組みを設立した
第59回アジア開発銀行(ADB)年次総会で片山財務大臣が演説をおこなった。ADBへの「5つの期待」を軸に、強靱なアジアを築くための具体的な支援策や日本の貢献を語った
中東情勢や物価高など不安が多い今、アジア各国は人々の生活や経済をどう守るのか。これからの経済の動きや備えについて、最新の「ASEAN+3」会議の共同声明を分かりやすく解説