農林水産省(shutterstock)

米不足認識誤りで農水省謝罪

2025年8月8日、農林水産省の渡辺毅事務次官は自民党農林部会の会合において、コメの需給見通しの誤りを認め、これまで繰り返してきた「コメは足りている」との説明を撤回し、謝罪した。昨夏からスーパーからコメが消え、価格も高騰。政策の失敗と情報認識のズレが原因で、消費者や流通現場に深刻な混乱を招いた。

2024年夏から、日本全国のスーパー店頭からコメが消える異例の事態が発生し、「令和の米騒動」と呼ばれる社会的パニックが広がった。この時、農水省は「コメは流通の滞りが原因で、十分供給されている」との認識のもと、需給逼迫や米不足の指摘を繰り返し否定していた。しかし実態は大きく異なり、コメ不足と価格高騰が進行。政府備蓄米の放出も遅れ、現場では消費者や流通業者の混乱が拡大した。

会合では渡辺事務次官が「コメは足りていると申し上げてきたが誤っていた」と謝罪。小泉農水大臣も「令和の米騒動とも言われる状況を作ってしまった一端は間違いなく農水省にある」と責任を認めている。

▶ 続きを読む
関連記事
昨年12月23日から2026年1月5日までの2週間、46の日中路線で計画されていた便のキャンセル率は100%に達している。時事評論家・陳破空氏は、この一連の動きを「人が政治の道具として扱われている典型例」と位置づける。結局、中共は…
名古屋地検特捜部は、愛知県の新型コロナ対策補助金を不正に受給した疑いで、病院を運営する医療法人の理事を再逮捕した。架空の消毒作業などを装い、1億4840万円をだまし取った
紀州の梅が雹で傷が入り被害に。梅干し企業は原料を中国産の梅で対応する声が高まっているが、原料が海外産に切り替わると、将来も国産の梅に戻らなくなるおそれがあるとして、加工品で対応する企業も出てきた
フェルメールの代表作である油彩画「真珠の耳飾りの少女」が8月21日〜9月27日の期間、大阪・中之島美術館で展示される予定
3月14日から、JR東日本が大規模な運賃改定を実施する。1987年の民営化以降、初めてとなる本格的な運賃改定となる。他社にも同様の動きが広がる