2024年7月26日、パリで行われたパリ2024オリンピック開会式で、モデルがセーヌ川に架かるデビリー橋に設けられたキャットウォークを歩きながら作品を披露している。 (Photo by Mauro PIMENTEL / AFP) (Photo by MAURO PIMENTEL/AFP via Getty Images)

フランス革命から世界革命へ 近代の悲劇とその救済策 「反革命」について

2024 年パリ・オリンピックの開会式は、イエズスの最後の晩餐を冒涜するシーン、マリー・アントワネット暗殺を賞賛するシーン(まったく恐ろしい描写)、LGBT などの推進の名の下に、不自然な行動を奨励するシーンで全世界に衝撃を与えた。

宗教がなんであろうが、国籍がなんであろうが、政治思想がなんであろうが、これらのシーンがオリンピックを不必要かつ衝撃的に傷つけ、『オリンピック』の精神に反するものであることは誰もが認めるところであった。

ブルボン家の末裔であるアンジュー公ルイは、フランス王の正当な末裔であり、ルイ 20 世の名で王位継承法上、実質的なフランス王であるが、2024 年 7 月 29 日付の大手フランス紙1で、「パリ・オリンピックの開会式は、フランスの古くからの遺産の一部を嘲笑することによって、そのオリンピック創設の理念と従来の高尚さから逸脱した。フランスのこの遺産は尊敬と崇拝に値する」と出張し、そして、1793 年以来フランス歴代国王がたゆまぬ努力を続けてきたように、フランス国民に、またフランスのすべての友人に以下のように呼びかけた。

▶ 続きを読む
関連記事
「臓器提供による安楽死」という衝撃的な提案の背景には、移植医療のために「死の定義」を都合よく書き換えてきた歴史がある。生物学的には生きている人間からの臓器摘出という、医療倫理の暗部と欺瞞を鋭く告発する
中国の輸出急増と貿易黒字拡大を受け、米欧など世界的な反発が強まっている。関税逃れのためのサプライチェーン迂回や見せかけの脱中国化が進む中、過剰生産を世界に押し出す中国の経済モデルへの圧力が本格化している
G20で際立った各国の「対中包囲網」。安価な輸出攻勢や人民元の過小評価に対し、世界が突きつける厳しい視線と協調の課題、そしてかつてのプラザ合意の再来を模索する国際社会の動向を読み解く
孔子が説く「好学」の真意を『論語』学而篇第十四章から読み解く。学ぶことの本来の喜びとは何か。物欲や名利にとらわれず、徳を修め日々自らを正す楽しさを見出すことこそが真の学びであると伝える、深い示唆に富む解説
防衛省の沿岸防衛構想「SHIELD」を巡り、米ボーイングが無人戦闘機MQ-28を日本に提案する方針を示した。導入は未定だが、実現すれば南西諸島の監視や日米豪の連携に新たな選択肢となる