「欧州が大半負担を」ヴァンス米副大統領 ウクライナの安全の保証
アメリカのヴァンス副大統領は20日、トランプ大統領が明言したウクライナに対する安全の保証について、「大部分」をヨーロッパ諸国が負担する必要があると述べた。
ヴァンス氏は20日、米FOXニュースのトーク番組『イングラハム・アングル』で、ウクライナに対して安全の保証を巡って米国がこれ以上「大部分を負担すべきではない」との認識を示した。米国務省が今年3月に公表した資料によると、ロシアが2022年2月にウクライナへ侵攻して以降、米連邦政府は総額669億ドルの軍事支援を実施しており、2014年のロシアによる最初の侵攻以降の累計は697億ドルに上る。
ヴァンス氏は、「戦争と殺戮を止めるために必要であれば、米国も支援すべきだとは思う。しかし主導的役割を果たすのはヨーロッパであるべきであり、大統領も当然そのように考えている」と述べた。さらに「いかなる形であれ、最終的にはヨーロッパ諸国が(安全保証の)負担の大部分を担うことになる」と強調した。
関連記事
イラン新体制発足など中東情勢が緊迫する中、日経平均の急落や円安、原油高が進行している。これに対する日本政府の警戒感や物価高対策、米国エネルギー長官のホルムズ海峡を巡る見解などの動向を解説
米軍がベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領を生け捕りにし、イランの最高指導者アリー・ハメネイ師を殺害した後、ドナルド・トランプ米大統領は次の目標を明らかにし、共産主義体制のキューバがすでに終焉に近づいているとの認識を示した。
イランのスパイは3月4日、2024年にイラン当局の指示を受け、当時の共和党大統領候補だったトランプ氏の暗殺を試みようとしたと証言した
トランプ大統領は「向こう(イラン)から連絡が来て、『どうすれば取引できるか』と言ってくる。私は『少し遅すぎる』と答えた」と述べ「今や我々の方が彼らより戦いたがっている」と付け加えた。
米トランプ大統領は5日、ノーム国土安全保障長官を更迭し、後任にマークウェイン・マリン上院議員(共和党)を起用すると発表した。閣僚の交代は、第2次政権で初となる。今後、ノーム氏は政権内の他の職務に就任する見通し