中国共産党中央対外連絡部の部長・劉建超(Greg Baker/AFP via Getty Images)

狩る者から狩られる者へ 中共の外相有力候補・劉建超の皮肉な結末

ここ数日、中国共産党外交部長の有力候補・劉建超が、副部長とともに党の内部警察の調査を受けているとの報道や憶測が相次いでいる。

中国に関心を寄せる人々の間で、噂や憶測が渦巻くのも無理はない。劉は他の有力幹部ほど知名度こそ高くないが、その失脚は少なくとも「因果応報」と受け止められているからだ。

とりわけ、中共が世界規模で警察活動や越境弾圧を拡大するなかで、自らの安全に不安を抱く世界中の中国人にとって、その印象はいっそう強い。劉は、党による海外での影響工作や、国外逃亡者を追い詰め中国へ連れ戻す国際的キャンペーンの最前線に立ってきた人物だった。

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