血管の老化は病気リスクを高める ― 柔らかい体が老化を逆転
中高年にとって、心血管の健康は重要な課題です。血管の開存性と弾力性を維持することは、疾患予防に不可欠です。台湾の静和中医学クリニック院長・陳俊如氏は、定期的な運動による柔軟性の向上と食生活の改善を推奨し、血管の弾力性を高め、心血管疾患のリスクを減らすことを勧めています。
陳氏は、中医学において血管の老化は「痰」と「瘀血」に起因すると説明しました。「痰」は血中脂質の上昇を指し、「瘀血」は血行不良を指します。高血圧・高血糖・高コレステロールの患者は、コレステロールや遊離脂肪酸によって血管壁が詰まり、血管の透過性と弾力性が低下します。その結果、塞栓症、血流不良、血圧の不安定化につながる可能性があります。
ただし陳氏は、血管老化の真の原因はコレステロールではないと指摘します。コレステロールは損傷した血管を修復する役割があり、むしろ問題は低密度リポタンパク質(LDL)です。LDL値が上昇する主な要因は次のとおりです。
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