買収インフルエンサーで正統性演出か

中共が仕掛ける「白猿商法」 買収されたインフルエンサーにご用心?

中国共産党(中共)が、従来型の硬直した宣伝手法を避けるため、新たに外国人インフルエンサーを利用する動きを強めている。

中国のネット有名人に加え、西洋人を雇い中国を訪問させ、「西洋人も中国の進歩に感動している」という虚像をつくり出している。狙いは言うまでもなく、中共の内外におけるイメージの改善である。中国国内では、こうした西洋人インフルエンサーはしばしば「白猴子(白いサル、White Monkey)」と揶揄されている。

実際には、旅行ブロガーを装ったインフルエンサーが中国国際放送局の雇用下にあることが判明している。彼らは観光や日常を紹介する一方で、新疆問題など批判的テーマを避け、中国社会を明るく描くことで「西洋人まで中国を称賛している」と印象付けている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の農村で高齢者の自殺が増え続けている。理由は貧困でも病気でもない。「子どもに迷惑をかけたくない」という思いだった。制度が支えない社会で、老人たちは声を上げることもなく静かに消えていく
中国共産党国防部発表で、中央軍事委副主席・張又俠と参謀長・劉振立が「重大な規律・法律違反疑い」で調査中。1月の高官研修欠席で憶測広がり、独立評論家は軍高官17名拘束を指摘。法学者は習近平政権の軍粛清が党衛軍を脆弱化させると分析
中共国家統計局が12月青年失業率16.5%(4か月連続低下)と発表も、専門家は「農民工除外で実態反映せず」「隠れ失業過多」と指摘。大学卒1222万人超の就職難が深刻化、中国経済悪化の警鐘
中共第20期四中全会向け特別研修班開講式で、中央軍事委副主席張又侠ら高官が欠席。北京市軍関係者の招集、張又侠親族連行の情報も。習近平と張の対立か、軍権再編の兆しと評論家分析
中国で旧正月を前に農民工の賃金未払いが深刻化。天津、貴州、重慶などで抗議相次ぎ、飛び降り事件も。経済低迷と財政逼迫が社会不安を煽る