温和派すら封じられる
梁文道氏配信のポッドキャストが削除 中国当局による情報統制進む
中国当局による情報統制は、いまや過激な批判だけでなく、タブーに触れる言及そのものまでも排除の対象となっている。
香港の文化人・梁文道(りょう ぶんどう)氏が配信していた有料番組『八分半』は、中国の主要配信サイトから全面的に削除された。番組内で黎智英(ジミー・ライ)氏の名を口にしたことが理由とみられる。
黎智英氏は、廃刊した香港の民主派新聞、「蘋果日報(アップル・デイリー)」の創業者であり、国家安全維持法(国安法)違反罪などに問われ、現在も収監中だ。
関連記事
浜崎あゆみの上海での公演がキャンセルされた後の行動に称賛が集まっている。中共政府の常軌を逸した日本への外交攻撃に巻き込まれたが、今回のトラブルはかえってチャンスを広げる結果となるかもしれない。
香港・宏福苑の大火で死者は146人に達した。修繕工事入札を巡り親中派議員の業者擁護疑惑や監督機関の警告軽視が浮上し、中共の「一党独裁」による腐敗との批判が強まっている
台湾海峡の緊張が高まる中、台湾の頼清徳総統は26日、総額400億ドル(約6兆円)を投じ、高度な防空システム「台湾の盾」を構築する方針を示した。米トランプ政権で安全保障担当補佐官を務めたロバート・オブライエン氏も、「頼総統の判断は完全に正しい」と支持を表明している。
香港大埔の宏福苑団地で大規模火災が発生。死者128人、89体の身元は未確認。救助や捜索が続く中、当局は設備業者への法的措置も検討中
香港で26日に複数の高層ビルで大規模火災が発生したことをめぐり、木原稔官房長官は同日の記者会見で「ご冥福をお祈りする」と哀悼の意を示した。