ターニングポイントUSAの創設者兼エグゼクティブディレクター、チャーリー・カーク氏が、ワシントンのジョージ・ワシントン大学で開催された同団体主催の高校リーダーシップサミットで講演する様子。Samira Bouaou/The Epoch Times

アメリカ保守系論客チャーリー・カーク氏 31歳で暗殺

保守系論客であり「ターニング・ポイントUSA」の創設者であるチャーリー・カーク氏が、9月10日、ユタ州オレムのユタ・バレー大学で学生たちを前に講演中、銃撃を受け死亡した。享年31歳であった。  

現地時間午後12時10分頃、カーク氏が「アメリカン・カムバック・ツアー」の一環として講演していた際に一発の銃弾が発射され、首に命中した。直ちに警護チームにより病院へ搬送されたが、数時間後に死亡が発表された。遺族には妻エリカ氏と二人の子供がいる。  

ターニング・ポイントUSAの創設者であるカーク氏は、近年の選挙で若年層を動員するなど、熱烈な保守系政治活動で知られていた。若くしてイーグルスカウトの称号(ボーイスカウトにおける最高位の称号)を得て、後に政治活動への道を切り開いた。  

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ政権が極左集団アンティファを外国テロ組織(FTO)に指定する計画を進めている。FTO指定により、連邦政府の国際捜査権限が大幅に強化される見通しだ。
トランプ大統領はカーク氏の32歳の誕生日に、大統領自由勲章を追贈。妻エリカ氏が受章し、米国の保守運動に新たな影響。
家族・経済・信仰の破壊を進める文化マルクス主義と戦った保守系活動家、チャーリー・カーク暗殺の背後にある巨大な陰謀を暴く。
先週、「ターニングポイントUSA」の創設者チャーリー・カーク氏を追悼する集会に20万人が参加し、「赦し、信仰、伝統の復興」という力強いメッセージが発せられた。新唐人の記者は、ワシントンD.C.で人々の思いを取材した。
米人気司会者ジミー・キンメル氏の番組が打ち切られ「検閲論争」が勃発。深夜番組は長年「反トランプ」で視聴者減少する中、チャーリー・カーク殺害事件をめぐる発言が打ち切り決定打となった。