トランプ大統領 エリカ・カーク氏を空軍士官学校の理事会メンバーに任命

2026/03/12 更新: 2026/03/12

ホワイトハウスによると、トランプ米大統領は、故チャーリー・カーク氏(保守派コメンテーター)の未亡人であるエリカ・カーク氏を、空軍士官学校の視察理事会(Board of Visitors:士官学校の運営を監督・助言する外部評議会)のメンバーに任命した。

視察理事会は、空軍士官学校のアカデミックな基準や財務基準を監督する任務を負っている。同理事会は、士官学校に関する勧告をまとめた報告書を、上院および下院の軍事委員会に年2回提出する。

公式ウェブサイトによれば、理事会は「士官学校の士気、規律、カリキュラム、教育、物理的設備、財務、学術的手法、その他理事会が検討を要すると判断した事項」を調査する。

理事会側はエリカ・カーク氏の任命についてまだ公式な発表を行っていないが、ウェブサイトにはトランプ氏による5人の任命者の一人として彼女の名が掲載されている。

非営利団体「ターニング・ポイントUSA(TPUSA)」の共同創設者であった亡き夫のチャーリー・カーク氏は、昨年3月にトランプ氏によって同理事会に任命されていた。チャーリー・カーク氏は昨年9月、ユタバレー大学で学生たちに演説を行っている最中に射殺された。

夫の死後、エリカ・カーク氏がTPUSAのCEO兼理事会長に就任している。

3月11日付の「エポックタイムズ」への電子メール声明の中で、ホワイトハウス広報官のオリビア・ウェールズ氏は、大統領が視察理事会の一員としてエリカ・カーク氏を任命したことは「完璧な選択」であったと述べた。

ウェールズ氏は、「チャーリー・カーク氏は理事として誇りを持って務め、その揺るぎないキリスト教信仰、真実の擁護、そして深い愛国心によって、次世代の軍人のみならず、世界中の何百万人もの人々にインスピレーションを与えた」と語った。「エリカ・カーク氏は彼の遺志を継ぎ、わが国を安全で強く、自由な状態に保つ戦士たち、すなわち世界史上最も精鋭な航空戦力の恐れを知らぬ擁護者となるだろう」

ホワイトハウスは、彼女がいつ理事に任命されたのか、具体的な時期については明言していない。通常、理事会のメンバーは大統領および連邦議会によって任命される。

視察理事会の議長を務めるオーガスト・フルーガー下院議員(共和党、テキサス州)は昨年、Xへの投稿で、銃撃事件が起きる前月のコロラド州での理事会にてチャーリー・カーク氏と面会したと明かしていた。

フルーガー氏は、理事会でチャーリー・カーク氏と共に務めたことを光栄に思うと述べ、故人が空軍士官学校の士官候補生団の支援に献身していたことを強調した。

「彼は士官学校の発展に尽力し、次世代の軍人たちに刺激を与え、候補生たちとの交流を心から楽しんでいた」とフルーガー氏は述べた。「理事会でのチャーリーの締めくくりの言葉は『アメリカがいかに特別な国であるか(アメリカ例外主義)』についてであり、出席者全員に感銘を与えた。その言葉は我々の記憶の中で生き続けるだろう」。

米国とアジア太平洋地域のニュースを担当するフリーライター。
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