尖閣諸島上空をパトロールする日本の早期警戒機(Pool/AFP/Getty Images)

尖閣諸島 中共の野望と日米同盟の試練

東シナ海に浮かぶ8つの無人島の周辺では、中国当局による領域侵犯が絶えない。尖閣諸島は、次なる大戦の契機になってしまうのか。

5月3日、日本の航空自衛隊南西航空方面隊は尖閣諸島沖合の領空を侵犯した中国ヘリコプターに対応するため、那覇基地から戦闘機を緊急発進(スクランブル)させた。ヘリコプターは中国海警局の船から飛び立ち、領土防衛姿勢をとるような形で尖閣諸島周辺を飛行していた。

日本が長きにわたって統治し、アメリカからも日本の領土として認められている尖閣諸島が、今や、対立する日中関係および米中競争の火種になりつつある。

▶ 続きを読む
関連記事
米経済指標の好調さとは裏腹に広がる「不況認識」。主要メディアやニュースアグリゲーターの報道バイアスが人々の心理と世論をいかに誘導しているかを検証する論評
米CDCの報告システム「V-safe」に埋もれていた、無数のワクチン被害者の生々しい手記。公衆衛生を信じながら孤立と破壊に追いやられた人々の悲痛な声と、その過酷な現実に直面した筆者の苦悩を綴った論説
米国は9月25日、パンデミックへの備えに関する国連の政治宣言への支持を拒否した。これは、トランプ政権が国際的な保健機関との関係を断つ一連の動きの最新の措置となった。
台北市長選で、民進党の沈伯洋氏への支持が若者や無党派層に広がっている。「洋流」と呼ばれる動きを、市政への不満、政策と対話を重視する姿勢、中国共産党による選挙介入疑惑から読み解く
中共が加える力が大きくなるほど、日本で生じる反作用も大きくなる。これまでのところ、中共は望みを実現できていないばかりか、逆に少なくとも6つの悪影響をもたらした