casanisa/Shutterstock

食事の酸負荷が減量にどう影響するか

体重管理は、カロリー計算が必要な困難な課題であり、多くの人がその成果に高い期待を寄せています。ある臨床試験では、高酸性食品を低酸性食品に置き換えることで、短期間での体重減少が可能であることが示唆されました。

実際、参加者は16週間で約6kgの減量に成功しており、スピードは速いものの、医師が不健康と判断するほどではありません。この発見は、低酸性食品の摂取が健康に良い影響を与え、高酸性食品は悪影響を及ぼすという一連の研究の最新成果の一つです。

『Frontiers in Nutrition』に掲載されたこの臨床試験の著者らによれば、特定の穀物、肉、チーズ、魚、卵に含まれるタンパク質やリンは酸の前駆体を放出し、血液のpHを酸性に傾けるため、これらの食品を多く含む食事は「高食事酸負荷」とされます。反対に、多くの果物や野菜は酸を含んでいたとしてもアルカリ性の作用を持ち、これらを中心とした食事は「低食事酸負荷」となります。

▶ 続きを読む
関連記事
チーズは体に悪い?その常識が変わるかもしれません。最新研究が示す高脂肪乳製品と脳の健康の意外な関係を、食べ方のヒントとともにわかりやすく解説します。
肌の老化はスキンケアだけでなく、毎日の食事にも左右されます。炎症や糖化を進めやすい食品と、肌の修復やうるおいを支える食品を分かりやすく整理して紹介します。
食事の中心をたんぱく質と自然な食品に置く、新しい食事バランスの考え方。難しい計算に頼らず、毎日の一皿から見直す方法を紹介します。
苦味は代謝や炎症、消化に関わる重要な働きを持つことが研究で明らかに。苦い食材を適度に取り入れることで、体のバランスや健康維持を支える可能性があります。
古代エジプトから現代まで、あらゆる時代で重宝されてきたニンニク。その理由は単なる風味だけではありません。歴史と最新研究の両面から、健康効果や意外な使われ方をひもとき、今も支持され続ける魅力に迫ります。