米テック大手が生産拠点を中国から移転 米中技術デカップリング加速
マイクロソフト、アマゾン、グーグルはサーバーや製品の生産ラインを中国から海外へ移す動きを加速させており、エヌビディアは中国のハイエンドAIチップ市場での販売がほぼゼロに近づいている。業界関係者は「中国企業がこれまで掲げてきた、いわゆる『カーブで追い越す(彎道超車)』ようなショートカット型の追い越し戦略は、もはや通用しなくなってきた。世界のテクノロジー製造業は抜本的な再編局面に入っており、中米のサプライチェーン分断は長期的に見て不可逆的だ」と指摘している。
日経アジアやロイター通信の報道によれば、マイクロソフトは主要サプライヤーに対し、中国以外でSurfaceノートPCやサーバーのファウンドリ委託生産ラインを構築するよう求めており、移転完了は2026年を見込んでいる。アマゾンAWSもAIサーバー部品の海外調達を進め、中国のPCBサプライヤーとの関係を見直している。グーグルもタイとベトナムでのサーバー組立能力の拡大をパートナー企業に求めている。
この動きに関わる台湾の電子受託製造企業の幹部は「顧客のリスク分散ニーズはこれまでになく高まっている。どの主要プロジェクトでも第2の生産拠点が必須で、政策変更が起きたときにはすぐに移せる体制が求められている」と話す。
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