一般的な食品保存料がアルツハイマー病と闘う可能性
炭酸飲料や数千もの食品に使用されているこの保存料が、アルツハイマー病患者の記憶力や認知機能を改善し、日本でも死因の一つとされるこの疾患に対抗する、安価で身近な化学物質となる可能性があります。
軽度アルツハイマー病の患者149人を対象とした臨床試験の最新分析によると、安息香酸ナトリウムを24週間にわたり毎日摂取することで、認知機能が改善され、血液中の異常タンパク質(アルツハイマー病の特徴の一つ)のレベルが低下したことが確認されました。
現在のアルツハイマー病治療は高額で、重篤な副作用が伴う場合があることから、研究者たちは食品保存料として広く使われている安息香酸ナトリウムに、それ以上の可能性があるかを検証しました。
関連記事
卵には、記憶に関わる神経伝達物質の材料となるコリンや、脳を支える栄養素が含まれます。認知機能低下やアルツハイマー病予防との関連を、研究と食事の視点から紹介します。
血糖コントロールでは、食事の内容だけでなく食べる順番も重要です。たんぱく質を先に食べることで満腹感や血糖上昇の緩和に役立つ可能性があり、その仕組みを紹介します。
無糖茶は健康的に見えても、商品によってはナトリウムや添加物を含むことがあります。腎臓をいたわるために知っておきたい飲料の選び方、低ナトリウム塩の注意点、無理なく減塩するコツを紹介します。
気分の落ち込みやストレスを感じるとき、食事は心の調子を支える一つの手がかりになります。バナナ、柑橘類、青魚、ダークチョコレートなど7つの食材を紹介します。
物忘れや疲れやすさは年齢のせいとは限りません。近年注目される「脳の隠れた炎症」は、認知機能の低下を静かに進める可能性があります。脳を守る食事や生活習慣、今日から始められる予防法をわかりやすく紹介します。