ブラジルのリオデジャネイロにあるスラム地域。(Matthew Stockman/Getty Images)

ブラジル 最大規模ギャング掃討 64人死亡このうち警官4人殉職、国際サミット前に治安懸念

ブラジル・リオデジャネイロ州警察は、国際サミットを控えたリオで過去最大規模のギャング掃討作戦を実施し、犯罪組織の壊滅に乗り出した。銃撃戦やドローンによる攻撃が発生するなど治安悪化への懸念が高まる中、州政府はさらなる秩序維持対策を強化している。

リオ警察は10月28日(火)、地元最大勢力の犯罪組織「コマンド・ヴェルメーリョ(赤い司令部)」を標的とした過去最大規模のギャング掃討作戦をリオ市内の複数のスラム街で実施した。作戦は激しい銃撃戦を伴い、数時間に及ぶ戦闘の結果、少なくとも64人が死亡、81人が逮捕された。このうち警察官4人が殉職しており、社会に衝撃が広がっている。

作戦当日の早朝、リオのスラム街一帯では銃声が響き渡り、煙が立ち込めた。ギャングらは警察装甲車の進軍を阻止するため、道路上の車両に火を放ち、進路を封鎖した。  

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