ブラジルのリオデジャネイロにあるスラム地域。(Matthew Stockman/Getty Images)

ブラジル 最大規模ギャング掃討 64人死亡このうち警官4人殉職、国際サミット前に治安懸念

ブラジル・リオデジャネイロ州警察は、国際サミットを控えたリオで過去最大規模のギャング掃討作戦を実施し、犯罪組織の壊滅に乗り出した。銃撃戦やドローンによる攻撃が発生するなど治安悪化への懸念が高まる中、州政府はさらなる秩序維持対策を強化している。

リオ警察は10月28日(火)、地元最大勢力の犯罪組織「コマンド・ヴェルメーリョ(赤い司令部)」を標的とした過去最大規模のギャング掃討作戦をリオ市内の複数のスラム街で実施した。作戦は激しい銃撃戦を伴い、数時間に及ぶ戦闘の結果、少なくとも64人が死亡、81人が逮捕された。このうち警察官4人が殉職しており、社会に衝撃が広がっている。

作戦当日の早朝、リオのスラム街一帯では銃声が響き渡り、煙が立ち込めた。ギャングらは警察装甲車の進軍を阻止するため、道路上の車両に火を放ち、進路を封鎖した。  

▶ 続きを読む
関連記事
ブラジル大統領選で敗北したボルソナロ氏が、最高裁の出国禁止命令に従わず米国へ渡った。トランプ大統領は一家の入国を支持。ボルソナロ氏は公開書簡で選挙不正や政治的迫害を訴え、ルラ大統領は出国を非難した
ブラジルのジャイル・ボルソナロ元大統領の息子であるフラビオ・ボルソナロ上院議員が大統領選での敗北を受け、10月27日に同国を離れ、米国に向かったことが分かった。兄エドゥアルド・ボルソナロ氏に近い関係者が、エポックタイムズに明らかにした
南米ブラジルで25日、現職のルラ大統領が大統領選の決選投票で再選を果たし、ボルソナロ前大統領の息子フラビオ・ボルソナロ上院議員を破った。投票終了予定時刻のわずか3分前には、ブラジル最高裁が投票時間をさらに2時間延長する判断を下していた
カナダ国境サービス庁が、カナダ・中国友好関係促進協」の創設者・容翔遠に対する国外退去手続きを開始。中共軍在籍中の人道に対する罪への関与や、永住権申請時の軍歴虚偽申告を問題視
カナダが中国製EVへの関税を引き下げ、輸入拡大が見込まれるなか、専門家が車載データの流出、遠隔操作、電力網へのサイバー攻撃、国内自動車産業への影響など安全保障・経済両面のリスクを指摘