写真は2025年10月24日、タイ・タープー県メーソート郡で撮影。ミャンマー東部KKパーク地区で爆発が発生した後、建物上空に濃い煙が立ち上っている。(SAROT MEKSOPHAWANNAKUL/THAI NEWS PIX/AFP via Getty Images)

ミャンマーKK園「掃討」発表は偽装? 被害者が語る「生き地獄」

ミャンマー軍は最近、悪名高いKK詐欺園区を「掃討した」と発表し、爆薬を使って園区の建物を爆破したと主張した。しかし「大紀元時報」の取材によると、複数の生存者や救助関係者は「それは外部向けの見せかけにすぎない」と証言している。詐欺グループは実際には、すでに人や設備をさらに人目につかない場所へ移していたという。

被害者の李さんは当時を振り返り「高給をうたった求人広告にだまされて園区へ連れて行かれた」と話す。入国するとすぐにパスポートを没収され、その後は毎日16時間以上の労働を強いられた。ノルマを達成できないと暴行を受け「殴られて声も出せず、歩けなくなる人もいた。毎日のように新しい被害者が連れてこられ、多くの人が最終的に半身不随になったり、消息を絶ったりした。また転売されたり、裏山に遺棄されたりした人もいた」と語る。

李さんは10月に民間の救援隊によって救出され「生きて帰れたのは奇跡だ」と話している。一緒に救出された人の中には、救出のために十数万元から四十数万元を支払った人もいたとのことだ。救援隊は政府組織ではなく民間団体のため、彼らによって救出される人はごくわずかだ。

▶ 続きを読む
関連記事
フィデル・カストロの実娘でありながら、体制批判を続けるアリーナ・フェルナンデスの独占インタビュー。特権階級に生まれながら亡命を選んだ彼女の目を通し、独裁の残酷な現実とキューバが直面する悲劇の歴史を紐解く
キューバ政府は2日、囚人2010人を釈放すると発表。アメリカの圧力を受けた措置との見方を一貫して否定している
インド政府は最近、デリーに設置されている中国製監視カメラ約14万台を、4月1日から段階的に交換する方針を明らかにした
湾岸諸国が、ホルムズ海峡の安全確保に向けた国連決議案を支持した。草案は各国に「必要なあらゆる措置」を認める内容だが、ロシア、中共、フランスが反対し、安保理での採決の行方が注目されている
ホルムズ海峡の再開問題をめぐり、40か国超が参加する国際協議が行われたが、対イラン対応では温度差が鮮明となった。中共とパキスタンの共同提案も広がりを欠き、外交調整は難航している