豪州情報局長が外国勢力の干渉を警告 中共の越境弾圧に注目集まる
オーストラリア安全情報局(ASIO)のマイク・バーゲス局長はこのほど、外国勢力によるスパイ活動や越境弾圧について警告を発した。バーゲス局長は、少なくとも3つの外国政府がオーストラリア国内で反体制派の暗殺を企てていると指摘し、中国共産党(中共)政権はオーストラリアの安全保障機関にとって常に注視すべき主要な対象であると強調した。
11月4日夜、シドニー市庁舎で行われたローウィ研究所の2025年度会議でバーゲス局長は演説を行った。局長は「現在の国家安全保障環境はかつてないほどの挑戦に直面しており、越境弾圧の標的とされているオーストラリア人は過去最多となっている」と率直に語った。
バーゲス局長は、少なくとも3つの外国政府がオーストラリア国内で反体制派の暗殺を計画していたことを確認したと述べたが、具体的な国名は明らかにしなかった。
関連記事
中国企業が高額な給与やペーパーカンパニーを使い、台湾の半導体技術者や先端技術を狙っている。台湾では2021年以降、中国企業17社が違法な人材引き抜きの疑いで捜査対象となった
米政権が発表した対イラン包括制裁「経済版Dデー」の実効性を検証。多国間協調の欠如や中国の抜け穴、米財政悪化のリスクを挙げ、過去半世紀の歴史から単独制裁の限界と世界経済への影響を分析した論評
中国チベット自治区キドン県の国境検問所付近で土石流が発生。道路、通信、電力が寸断され、中国側で死傷者・行方不明者が相次いだ。ネパール側でも洪水被害が広がり、死者160人、旅行者384人が行方不明とされる。
米国の関税に対しカナダが報復関税と巨額支援を発表。政府が国民に国産品購入を促す一方、野党は減税による負担軽減を求めるなど、対米対抗と国内経済維持に向けた多角的な動きを報じる
ネパールとチベットの国境地帯で大規模な洪水と土石流が発生し、少なくとも160人が死亡、800人以上が行方不明となった。日本人5人も行方不明と報じられており、現在も連絡がついていない