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中医師が語るアンチエイジングの秘訣 健康長寿のための3つのこと

なんとなく疲れが取れなかったり、年齢よりも老けて見えると感じたことはありませんか?台湾・翰鳴堂の主治医、周宗翰医師は、新唐人テレビの健康番組『健康1+1』で、自身のアンチエイジングの秘訣を紹介し、年代ごとに養生のポイントが異なることを語りました。

周医師は、「老化には2つの転機があります。1つ目は出産、2つ目は更年期です」と述べます。男女問わず、子育てを始めると若さを保つためにはより多くの努力が必要になります。更年期ではホルモンが特に大きく影響を与え、「30歳から養生を意識すべき」と年代に応じたアンチエイジングのポイントを挙げています。

養生のポイント:脾胃を整える。中医学でいう「脾胃」とは主に消化器系を指します。消化機能が整っていれば免疫力も高まり、仕事のストレスに負けにくい体になります。脾胃を整えるためには、規則正しくバランスの取れた食事が大切です。

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