2016年4月22日、米フロリダ州プンタゴルダで建設中の太陽光発電所。資料写真 (Kerry Sheridan/AFP via Getty Images)

太陽光発電にまつわる警鐘 拙速な市場投入で無駄になった数十億ドル

1970年代後半には、映画監督オーソン・ウェルズが出演したワインのCMが話題を呼んでいた。彼は「性急にしたら良いものはない」と我々に思い起こさせ、後に有名なキャッチコピーとなった「機が熟すまで、我々はワインを売らない」という言葉で締めくくった。

現在、補助金がなくなる前に太陽光産業を確立しようとする競争において、最大かつ最も議論されていない問題の一つは、製品が完成する前に市場に急いで投入したと言える点だ。建設が専門知識を追い越しており、間もなく時代遅れに陥る太陽光装置に数十億ドルを投資する可能性がある。

アメリカ国内だけでも100万エーカーを超える農地に太陽光発電所が急ピッチに設置され、さらに世界中でも数えきれないほどの施設が作られているが、配備計画、既存の電力網との機能連携、最終的な廃止と処分といった長期的な計画は比較的不足しているように見える。

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