コミー元FBI長官の最終起訴状を「大陪審全員が見ていない」 司法省が認める
米司法省は11月19日の裁判で、ジェームズ・コミー元FBI長官に対する事件で、大陪審の全員が実際に起訴に使われた最終版の起訴状を見ていないことを明らかにした。この点はコミー側の弁護士が「起訴そのものが致命的に無効だ」と指摘する重大な問題である。
この事実が明らかになったのは、大陪審手続きの審査が行われている最中だ。ただし、この日の公判の主眼は、コミー側が主張する「報復的・違憲的な起訴である」という棄却申し立てにあった。
議論の後、バージニア東部地区連邦地方裁判所のマイケル・ナックマノフ判事は、司法省側のタイラー・レモンズ弁護士に起訴状の詳細をさらに尋ねた。
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