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体のこわばりをほどく 6つの基本ストレッチ

人間の体には通常およそ206本の骨(余分な骨や癒合した骨がある場合もあります)、360の関節、およそ600の筋肉があります。この数字を考えると、どこかが痛む可能性が常にあるのです。痛みそのものよりも悪いのは、その痛みをかばおうとして、機能的な自立や生活の質を損なうような動き方をしてしまうことです。

私たちは痛みを減らすために無意識に別の動きをすることが多いのですが、その結果、体に不適切な動きのパターンが定着し、最終的に他の部分にさらなる問題を引き起こすことがあります。それが続くと、長い病気の物語になってしまうこともあります。

そんな悪いニュースの中にも希望の光があります。定期的なストレッチと運動の習慣を守ることで、痛みや不快感を取り除いたり、軽減したりできる場合が多いのです。

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