日本の森林のイメージ写真(shutterstock)
九評が喝破する中国人トラブル

北海道 倶知安町の無断森林伐採と「中国共産党文化」

北海道倶知安町(クッチャンチョウ)で、中国人が代表を務める会社が関与する建設工事をめぐり、町への届け出を行わないまま森林伐採を進めていたことが明らかになった。近隣住民の情報提供で発覚し、町は事業者に伐採届の提出を求めたが、提出は遅れ、内容にも不備があり再提出を求める事態となった。住民の証言では、当初「一部のみ伐採する」と説明していたにもかかわらず、実際には広範囲の伐採を行っていたという。

この出来事は、しばしば「中国人によるトラブル」として処理してる。しかし、その理解は問題を単純化しすぎている。なぜ彼らは同種のトラブルを引き起こすのか。

実はそれは「党文化」と呼ばれる中国共産党(中共)が民族伝統文化を破壊しながら、数十年にわたる政治運動を通じて作り上げた独自の思考様式言語体系によるものが濃厚に作用し、顕れたものだ。

▶ 続きを読む
関連記事
中共が加える力が大きくなるほど、日本で生じる反作用も大きくなる。これまでのところ、中共は望みを実現できていないばかりか、逆に少なくとも6つの悪影響をもたらした
外交では、握手と署名が「決着」を意味するとは限らない。同じ合意を、一方は和平と見なし、他方は次の一手のための時間と見ることがある。トランプと習近平は、本当に「同じ取引」をしているのか
米中首脳会談は中国優勢との見方を覆し、米国の圧倒的勝利と分析。OpenAIの暴走騒動や米中AI開発競争の激化、米「AI軍」創設宣言が力関係を一変させ、中国を交渉の場へ追い込んだ舞台裏に迫る
中国共産党では第21回党大会に向けた人事が動き始めている。高級幹部の高齢化と世代の断層を背景に、1970年代生まれの幹部が中央委員会にどこまで進出するのか。習近平体制の人事と有力候補を分析
聖書の「バベルの塔」の物語を手がかりに、AI開発競争を考察。技術や資本の集中、共通基盤への依存、競争から取り残されることへの懸念など、現代のAI開発と物語に共通する構図を探る