米2州の病院 インフルエンザと麻疹の急増受け子供の面会禁止
アメリカのサウスカロライナ州とテネシー州の一部の病院は、インフルエンザおよび麻疹(はしか)の症例急増から患者とスタッフを守るため、12月30日より15歳以下の子供の面会を禁止する。民間・非営利の総合ヘルスケア企業「プリズマ・ヘルス(Prisma Health)」の当局者が発表した。
プリズマ社の感染予防部門エグゼクティブ・ディレクター、ジェイシー・フォルクマン氏は声明で、「この予防的措置を講じることで、病院が患者にとって高品質な医療を受けられる安全な場所であり続けるよう支援できる」と述べた。
なお、プリズマ・ヘルスは、死が差し迫っている場合などには、一部の例外を認める可能性があるとしている。
関連記事
軍のレーダーでサンタを追う、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)の恒例行事が70周年を迎えた。今年はWebから直接サンタへ電話が可能。冷戦期の間違い電話から始まった、夢ある軍事任務の歴史と最新情報を紹介
トランプ政権は「容赦なき正義作戦」を開始し、前政権下で所在不明となった不法移民児童約13万人の所在を確認した。性的捕食者の逮捕や被害児童の救出を加速し、児童搾取の撲滅に挑む
人種間の公平性を重視し、停学処分を避けて対話を促す「修復的司法」。しかし米国の学校現場では、処罰の欠如がいじめや暴力の温床となり、秩序が崩壊している。トランプ政権が是正に動く、規律政策の光と影を追う
米政府責任説明局(GAO)の報告書により、バイデン政権下の「特例入国許可(パロール)」制度で数千件の不正が判明。審査の甘さが露呈した。トランプ政権は取り締まりを強化中