高層マンションの一室から投げ落とされた包丁とハサミ。2025年11月29日、中国・浙江省寧波市。(現場写真)
高層住宅が生む危険 上を警戒する日常

冗談で済まない「空からの凶器」 包丁とハサミが落ちる中国

中国でいま、外出時に気をつけるべきなのは足元だけではない。

「上から何が落ちてくるかわからない」そんな冗談のような話が、現実になっている。

2025年11月29日の昼下がり、女性が車に乗り込み、出発しようとしたその瞬間だった。

高層住宅の上階から、突然、包丁が降ってきた。包丁は女性の車からわずか2メートルにも満たない地面に激しく叩きつけられ、大きな音を立てたという。

▶ 続きを読む
関連記事
天安門事件の未公開写真特集、第7回。歴史の大きなうねりの中で生きた人々の姿。封印されていた写真の数々から、1989年の北京を振り返る
北京大学の饒毅教授が、中国の学術不正は「世界記録級」と指摘。論文数の急増とともに不正の割合も前例のない水準に達し、処分の不十分さや監督体制の課題が浮き彫りとなっている
世界ウイグル協会総裁のアラウドゥン総裁は国際社会に対しても行動を求めた。もし国際社会が天安門事件の教訓に真剣に向き合っていれば、現在のウイグルでのジェノサイドだけでなく、チベット人、モンゴル人、香港の人々に対する起きなかったかもしれないと指摘した
サッカー中国代表はW杯出場枠拡大の恩恵を受けられず低迷。過剰投資ではなく政治介入や統制体制が成長を阻害し、草の根文化の欠如が根本原因と指摘する
経済協力開発機構(OECD)の最新報告書によると、過去20年足らずの間に中国企業が獲得した世界市場シェアの約60%が中国共産党(中共)の国家補助金に依存していることが明らかになった。OECDは、補助金を頼りに市場シェアを拡大することはスポーツにおけるドーピングと同様だと指摘した